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金剛寺(こんごうじ)は 愛知県蒲郡市三谷町にある高野山真言宗の寺院である。山号は三谷弘法山。 == 概要 == 寺伝によれば、平安時代初期の大同年間(806年 - 810年)、弘法大師空海によって開かれたと伝えられる。三河新四国霊場の第45番・第46番(奥の院)の寺院で、弘法山山頂に本堂があり自動車で登頂が可能である。本堂横に三谷温泉南山駐車場(無料)がある。 安産、子授かり諸願成就などで多くの参拝者が訪れる。本堂とは別の場所にある1937年(昭和12年)に滝信四郎によって建てられた東洋一の大きさ(全高約30m、台座約7m、身長18.78m、錫杖22m)を誇る子安弘法大師像が有名である〔蒲郡市史 本文編3 近代編・民俗編 p425〕。1970年(昭和45年)、三谷漁業協同組合は弘法山に「水族供養の鐘」と「鐘楼」を建設した。 かつて弘法山には「三谷弘法山遊園地」があり、観覧車やバンビセンター、プラネタリウム開館があった。また、国道23号線をはさんで、弘法山と乃木山を結ぶ「蒲郡弘法山観光ロープウェイ」(のちに「三谷温泉ロープウェイ」に改称)があった。のりば横には双眼鏡2基の支柱と子供用の踏み台のみが残され、展望スポットだったことがうかがえる。 近年、ロープウェイ弘法山駅跡地には市内が見渡せる展望台「ラバーズヒル」が完成した。蒲郡市が募集した「蒲郡観光スポット人気ベスト10」で金剛寺とともに7位になった〔2007年2月10日付東日新聞〕。 市内の電柱には「弘法山金剛寺」の巻看板が多数設置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金剛寺 (蒲郡市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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